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じゃみらのワイン日記
静岡市から、ワインを中心とした「食」に関する情報と日々の雑感を日記形式で伝えてゆきます。
プロフィール

じゃみら

Author:じゃみら
静岡市在住。家族構成は妻と一人息子の家族3名
(趣味)
読書、釣り
(スポーツ)
テニス、スキー
(生い立ち)
★静岡県清水市に生まれる。
★小学6年春に静岡市に転校。
★高校卒業まで静岡市で過ごす。
★大学進学で東京へ。
★大学卒業とともに東京で就職。
★以後28歳まで東京で暮す。
★28歳で帰静。
★以後現在に至る。
(ハンドル・ネーム)
初代ウルトラマン「怪獣・ジャミラ」は当時の小学生の心に強い印象を刻みました。*アラビア語では「美しい」という意味があるそうですが・・・。








   

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モンマートつかもと 2015年4月ワイン会 参加者募集!
当店4月ワイン会のご案内を申し上げます。
今回のテーマは「ポマール垂直」。
熟成を経てその本質を表すというポマールの古酒を
蔵出しの最高の状態で入手出来ました。

「ジャン・ミシュロ」はパーカー★★★の生産者。
曰く「1600年代末からずっとポマール村に続く醸造家。
ミシュロのポマールから察知できるのは、本物の造り手の
力量。ここはささやかながら重要なドメーヌであり、ワインは
エレガントで洗練されている。

残念ですが2011年に他界され、カーヴに保存されていた
古酒を家族の方がリリース。そして蔵は閉じられました。

今回は30年以上の熟成を遂げた3ヴィンテージをチョイス。
液面、コルク、色調ともに極めて健全で、期待大♪
比較に05年・パカレのポマールも用意しました。
皆様のご参加をお待ちしております!

「モンマートつかもと 4月ワイン会」

日時 : 4月18日(土)18:30~21:00
会場 : レストラン・ハナハナ本店様
会費 : 18,000円(お食事付)
募集 : 先着8名様(最大9名で開催)
予約 : 4月13日(月)までにご予約下さい。

「ワイン・メニュー」

1)02年 インフィニット・エイト・ブリュット・ミレジム(シャンパーニュ・白)
2)09年 ムルソー・ナルヴォー・イヴ・ボワイエ・マルトノ(ブルゴーニュ・白)
3)08年 ムルソー・ナルヴォー・フレデリック・コサール(ブルゴーニュ・白)
4)05年 ポマール・フィリップ・パカレ(ブルゴーニュ・赤)
5)85年 ポマール・1er・レ・シャルモ・ジャン・ミシュロ(ブルゴーニュ・赤)
6)82年 ポマール・1er・レ・シャルモ・ジャン・ミ シュロ(ブルゴーニュ・赤)
7)78年 ポマール・レ・ノワゾン・ジャン・ミシュロ(ブルゴーニュ・赤)

*参加人数により、ワイン本数を増減する場合があります。
 但し5)~7)は確定です。

*1)のシャンパーニュは、日本初輸入(480本)の話題の1本。
 光線を避ける真っ黒なボトル。エチケットには温度感知素材を
 使用し、適温に冷えるとロゴが赤くなる、などギミックも満載。

--
■(有)モンマートつかもと 塚本雅英
■〒420-0858 静岡市葵区伝馬町9-7
■TEL:054-255-5566
■FAX:054-253-6880
■MAIL:wine@vinvinowein.com
■営業時間:7:30~22:00
■定休日:日曜・祝日

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無添加ワインの功罪
「国産・無添加ワイン」の功罪
ワインの世界でも「赤ワインは体に良い」等々、健康との関連でその効用が喧伝されるこの頃。中でも最も一般受けするのが「国産・無添加ワイン」ではないでしょうか。
ここで言う「無添加」とは、通常のワイン醸造過程で使用されるSO2(亜硫酸)を添加していないという意味です。自然なモノ(?)以外は口にしたくないという消費者には一定の支持を得ているようですが、当店では扱わないし、個人的にも飲みません。
以下「国産・無添加ワイン」を含めた「国産ワイン」の現状をご紹介します。

①品質劣化のスピードが猛烈に早い
国産・無添加ワインは、工場で瓶詰めされてから、定温(10℃~15℃)、光を遮断、するなどの理想的な保存環境下でも、最長6ヶ月。通常の保管なら3ヶ月で劣化します。
白ワインなら「褐変」(色が茶色に退色)し、赤ワインも風味が損なわれます。
すでにお分かりのように亜硫酸は酸化防止剤だからです。通常は醸造過程で1回、瓶詰め前に1回の計2回添加します。添加された亜硫酸は醸造過程でワイン成分と結合してゆき、最終的に瓶詰めされた段階で、食品衛生法の規定値以下となります。
(海外から輸入されるワインは全て検査を受け、規制値以下のものしか輸入許可が下りません)。
このように劣化の危険性が高い無添加ワインが販売されている百貨店、スーパー、酒販店の管理状況を考えると、わざわざ劣化したワインを、健康に良いからと購入していることになりかねません。

②亜硫酸添加ワインで健康被害が出ることはまずない
現在の規制値では、亜硫酸アレルギーや化学物質過敏症の方以外で健康被害が出ることは考えられません。まれに抜栓直後のワインから「硫黄」のようなにおいが感じられることが有ります。これは残留した遊離型亜硫酸からくるもので、グラスについでグルグルと回す(エアリングといいます)と、揮発して感じられなくなります。


③ワイン酵母由来の亜硫酸の存在
実はワイン酵母は醸造過程で自然に亜硫酸を分泌しています。海外で亜硫酸無添加で醸造されたワインでも、分析すると酵母由来の亜硫酸が検出されるので、バックラベルに「酸化防止剤(亜硫酸塩)」と表示されることになります。

④「国産」ワインは「日本産」ではない!?
大手国産ワインメーカーが主要アイテムとして販売している「国産」ワインのほとんどには海外産のワインやブドウがブレンドされています。国内産原料ブドウの単価が高く、質の良いヨーロッパ系品種の栽培量がわずかなこともあり、チリ、アルゼンチン、などで製造された安価なワインやブドウ・ジュースを「リキッド・コンテナ(大型タンク)」に詰めて船で日本に輸送。これに「国内産」のワインをブレンドしたり、「国内産」のブドウ・ジュースを混ぜて醸造することで「国産」ワインが出来上がります。
バックラベルには、構成比の多い順に「国産・輸入」「輸入・国産」という表記をすればOK。仮に「輸入95%、国産5%」でも「国産」ワインとして販売できます。因みに出荷課税数量の比較で、県別で最も数量が多いのは「北海道」「山梨県」「長
野県」「山形県」などのブドウ生産県ではなく、何と「神奈川県」が第1位。
なぜなら横浜港に近い藤沢市にメルシャン藤沢工場があり、大量の「国産」ワインを製造しているからです。

もちろんある程度の価格で安定的に商品を供給し続けるという、大手メーカーの供給責任という側面もあることは理解できます。またワインはあくまで嗜好品であり「国産・無添加ワイン」を美味しいと感じる方もおられると思います。ワインは専門家と称する輩の言動に踊らされることなく、ご自分の味覚で美味しいと感じたものを適量楽しむのが一番です。

しかし以上のような「国産ワイン」の仕組みは、一般消費者にはほとんど知られていません。「無添加」=「高品質」という「優良誤認」が広がっている感は否めません。

このような現状に対する反省から、長野県や山梨県では国内産100%にこだわったワイン造りを推進する運動が広がりつつあります。
また国内各地の小規模ワイン醸造家は、国内産100%、自家栽培、無農薬、ビオロジック、ビオディナミなどの自然農法によるブドウ栽培、野生酵母の使用、出来るだけストレスを与えないワイン醸造などに取り組んでいます。これらのワインの品質は目覚ましい勢いで向上しています。
ワインの世界にも「マッサン」は多数存在しています。彼ら、彼女らの活躍で、新たな日本ワインがどんどん生まれています。2月に参加した「ドメーヌ・オヤマダ」のリリース・パーティーで試飲した、小山田さんの造るワインのナチュラルな味わいの成長が楽しみです!